top_rogo.gif (16396 bytes)

埼玉体協 今年の事業について討議 「活動の幅、広げよう」

スポーツ事業の大衆化、ウリハッキョのスポーツクラブ強化について活発な議論が行われた

 在日本朝鮮人埼玉県体育協会が2月25日、常任理事会(第21期第1回)を開き、今年の事業案について討議した。会議には在日本朝鮮人体育連合会の李清敬理事長が参加した。

 会議ではまず、昨年12月に行われた定期総会(参加者49人)、今年2月20日から21日にかけて行われた体連常任理事会拡大会議についての報告があった。

 会議参加者は今年の事業計画について話し合った。

 埼玉朝鮮初中級学校創立50周年を迎える今年、埼玉体協ではスポーツ事業を通じ、若い世代など各界各層の同胞を網羅していくことで一致。

 常任理事会の機能と役割を高めるため、2カ月に1回常任理事会を開催し、上半期と下半期に拡大常任理事会を開く。

 学校創立50周年に向けても体協主催のスポーツ行事に「50周年記念」などと文言を添えて同胞の関心を高めていく。とくに老若男女の同胞が参加する埼玉県同胞ファミリー卓球大会(4月10日)や分会対抗ソフトボール大会(5月15日)などで積極的に声をかけていく。

 また、女性同盟埼玉県本部が主管する第20回東日本オモニバレーボール大会(3月27日)に出場する埼玉県下チームへのユニフォーム提供、サッカー協会、バスケットボール協会、卓球協会、囲碁協会をはじめとする各競技協会との連携を強化し、対外事業を進めていくことなども今年の事業計画に盛り込まれている。

 会議では埼玉体協の黄雲海会長が発言した。黄会長は「スポーツ事業の大衆化、ウリハッキョのスポーツクラブ強化について考えていくためにも、スポーツを通じて多くの同胞を探し出し、活動の幅を広げていこう」と語った。(李東浩)

[朝鮮新報 2011.3.9]