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大阪同胞体育人新春会 スポーツで「トンポアイネット拡大21」に寄与しよう

新春会では、スポーツ分野で優秀な成績を収めた団体、個人への表彰があった

 在日本朝鮮人大阪府体育協会が主催する「2011大阪同胞体育人新春会」が1月22日、大阪市の大成閣で行われた。新春会には、総連大阪府本部の夫永旭委員長をはじめとする活動家や同胞、各種目別協会、連盟、体育団に所属する同胞スポーツ人ら157人が参加した。

 新春会は、若い世代をはじめとする各界各層の同胞スポーツ人の要求に沿った各種スポーツ活動を今後前進させ、「トンポアイネット拡大21」を活性化させていく目的で開かれた。

 新春会では、大阪体協を代表し、金鉉二会長があいさつした。金会長は、大阪体協が昨年、第34回定期総会を行い新たな役員で活動を始め、さまざまなスポーツ大会を行ってきたと述べた。

 また、大阪朝鮮高級学校出身のサッカー・梁勇基選手、ボクシング・李冽理選手が活躍し、府下同胞に大きな喜びと希望を抱かせてくれたと指摘。2年連続で「全国大会」に出場した大阪朝高ラグビー部の3位入賞、東大阪朝鮮中級学校サッカー部とラグビー部、大阪朝鮮蹴球団(OKFC)の活躍をはじめ、種目別協会と連盟、体育団の活動も同胞社会の活性化につながったと語った。

 そのうえで金会長は大阪体協の今年の活動として、▼種目別協会と連盟、体育団が多様な活動を行い同胞民族圏を拡大し「トンポアイネット拡大21」を推進し▼学校スポーツの強化、祖国のスポーツ強化に寄与し民族的団結や対外事業を推進するとともに▼種目別協会と連盟、体育団を強化することだと指摘した。

 新春会では、2010年に体協活動発展のため優秀な成績を収めた団体、個人への表彰があった。

 また、大阪朝鮮歌舞団の公演が新春会の雰囲気をいっそう盛り上げた。【大阪体協】

[朝鮮新報 2011.2.18]