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OKFCが関西リーグ昇格 入れ替え戦で勝利

入れ替え戦で果敢に攻めるOKFCの選手

 OKFC(OSAKA KOREAN FOOTBALL CLUB)が関西サッカー2部リーグに昇格した。

 昨シーズン、大阪府社会人1部リーグで好成績を残したOKFCは、昨年12月4日からスタートした関西府県リーグ決勝大会に臨んだ。

 同大会でOKFCは、初戦のSFCTOP戦を1−0(12月4日)、準々決勝の三菱自動車京都戦(同12日)を3−2、準決勝のヤンマー尼崎戦(同23日)を2−0とし、決勝に進出。決勝戦ではアルテリーヴォ和歌山に1−1(前半0−0)の末、PK(4−5)で惜敗した。

 しかし、その後、関西2部下位(7位)チームである三菱重工神戸との関西リーグ入れ替え戦(1月23日)に挑み、OKFCは1−0で勝利。関西リーグ昇格を決めた。

 各試合には多くの同胞らが応援にかけつけ声援を送った。【OKFC】

朴泰均監督 大阪のトップチームとして

 多くの人の温かいサポートのおかげで関西リーグに昇格することができた。昇格によってクラブの知名度が上がり、高校、大学はもちろん、プロで活躍してきた在日選手の受け皿チームとしての機能と価値が増した。また、OKFCが関西府県リーグ決勝大会に臨むという記事が朝鮮新報に掲載され、大阪で認知度が広がり、多くの同胞に応援していただき、チームは久々の興奮を味わった。

 OKFCはこれからも、大阪在日コリアンのトップチームとして、関西リーグ上位、JFL昇格を目指しながら、スクール活動や審判活動などを通じて、ウリハッキョのサッカー発展に積極的に取り組んでいきたい。そして、サッカーを通じて、大阪在日コリアンに夢と感動を味わっていただけるよう、さまざまなことにチャレンジしていきたい。

[朝鮮新報 2011.2.9]