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〈在日サッカー協会のページ〉 第25回中級学校選手権

U−16で愛知、U−14で大阪が優勝

U−16部門で優勝した愛知

U−14部門で優勝した大阪

 「第25回在日朝鮮中級学校サッカー選手権大会」が1月16日から18日にかけて静岡県で行われた。U−16、U−14のカテゴリー別開催となって4年目の今大会、降雪が心配されたが、現地の天候に恵まれ、3日間の熱戦が繰り広げられた。

 U−16大会には高級部1年の選手を含む神奈川、愛知、京都、高級部1年を含まない東京、大阪、神戸が参加。白熱戦の結果、愛知が昨年の決勝で敗れたリベンジを果たし、初優勝に輝いた。

 また、U−14大会は大阪が2連覇するか、他チームが意地を見せるかに注目が集まる中、大阪が見事、2連覇を達成した。

 一方、大会期間中、監督会議、GK実技講習、講義「2010W杯の分析」を行い、指導者のレベルアップを図った。

課題はディフェンス

 今大会では球際での激しさ、縦への素早い攻撃、最後まであきらめない姿勢など、随所に良いプレーが見られた。

 優勝した両チームは、相手の裏をつく攻撃、ボールを失った後の切り替えを早めハードワークする両面を兼ね備えていた。

 全体的な課題としては、ディフェンスの意識をもっと高めないといけないという点だ。

 まずは1対1の対応だ。そして守備の個人戦術を徹底し、連動性を保ち、攻守の切り替えを早めなければならない。

 とくにボールへのファーストディフェンスをしっかり行い、その状況で後ろのディフェンスがインターセプトを狙うかを判断できるようにすること、ハイプレッシャーの中で攻守をどう切り替えるのかという練習も大事だ。

 今大会で得た経験を生かし、選手たちのさらなる飛躍に期待したい。【在日本朝鮮人蹴球協会】

[朝鮮新報 2011.2.9]