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「第4回東中杯」サッカー大会 民族教育を守ろう

有意義な時間を過ごした東大阪中級サッカー部の卒業生たち

 「第4回東中杯」サッカー大会が昨年12月30日、東大阪朝鮮中級学校で行われ、50余人が参加した。同校サッカー部出身の36、37、38、39期生に加え、今年は40期生と朝鮮大学校学生らが新たに参加した。卒業生らはこの日、恩師で同校サッカー部の朴秀勇監督とともに有意義なひとときを過ごした。

 各期ごとに争われたサッカー大会では、意地とプライドをかけた白熱戦が展開され、38、39、40期合同チームが優勝。その後、参加者らは焼肉をほおばりながら近況を報告し合あった。また、後輩部員らが試合を研究できるようにと、デジタルビデオカメラを贈った。

 準備委員会は、今後も地道に大会を続け、母校の発展に尽力していこうと約束し合った。

 36期主将の李誠さんは、「日本社会の荒波に苦しむこともあるかもしれないが、サッカー部で培った気持ちと朝鮮人としてのプライドを持って、これからも民族教育を守り発展させるために力を合わせていこう」と熱く語った。【準備委員会】

[朝鮮新報 2011.1.26]