尊敬しあい、楽しいリズムを |
「志免飛龍太鼓」副団長 高木洋平さん 和太鼓グループ「志免飛龍太鼓」の副団長を務める。08年6月に行われた福岡朝鮮歌舞団の自主公演「響」に出演して以来、今日まで同歌舞団とは数回にわたり共演を重ねてきた。 はじめは「朝鮮」と聞いて、若干敏感になっていたが、会ってみたら初対面のような気がしないほどすぐ心が通い合ったそうだ。 「朝鮮のリズムは和太鼓とはまた違って新鮮で大好き。拍のとり方などが違って難しい面もあったが、だからもっと練習したいと思ったし、その過程で歌舞団のメンバーとの縁も深まっていった」 歌舞団と出会って以来、朝鮮バッシングのニュースを見るたび悲しくなった。「外交上では仲が良くないが、歌舞団と志免飛龍太鼓は互いに友だち。ただ音を合わせるだけでなく、互いを尊敬し合いながら、これからも楽しい音楽を奏でていきたい」。(梨) [朝鮮新報 2011.4.25] |