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第16回高麗書芸研究会名古屋展 東海地方では初

 第16回高麗書芸研究会名古屋展(周点連実行委委員長)が3月23〜27日、愛知県名古屋市の電気文化会館西ギャラリーで行われた(写真)。同展には文芸同中央の活動家ら各界の人々も足を運んだ。

 名古屋展には日本で民族書芸を広く普及しようと20余年間、熱心に活動を繰り広げてきた高麗書芸研究会理事らをはじめとする各地の書芸愛好家らの愛族愛国の心が込められた120余点が展示された。

 昨今の厳しい情勢下でも、今回の書芸展のために朝鮮の書芸家から送られてきた7作品と南の民族書芸家協会所属の書芸家から寄せられた多数の作品が並んで展示されており、会場は言葉通り、民族書芸の香りに包まれていた。

 また、東海地方で初めて行われる書芸展には、この地域の朝鮮学校生徒の作品120点も出品され、優れた作品を発表した生徒を表彰した。さらに、デイサービスで書芸を習っている高齢の同胞たちの作品30余点も展示され、会場を訪れた人たちの感動を呼んでいた。観客らは、震災によって暗い日々を送っていたが、多彩な民族書体が刻まれた統一への願いを込めた作品を見て、力と勇気を得たと感想を述べていた。【名古屋展実行委】

[朝鮮新報 2011.4.11]