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〈子ども美術館−K〉 学美賞 「学芸会」 水彩、クレヨン

千葉朝鮮初中級学校・初級部3年 李杏球

 子どもが学芸会で感じたこと−。それは、いろんな音であり、リズムであり、人との出会いであっただろう。

 色遊びで置かれたさまざまな点は、音符のようであり、ボールや人が遊んでいるようでもある。

 色とりどりの形や線は、楽しく、優しく、その時の作者の気持ちを表現しているようだ。

 学芸会の光景、匂い、空気、気持ち。子どもの「五感」が伝わる素晴らしい作品だ。

 子どもは時に鋭く、時に優しく、感じたことを素直に表現してしまう。(中央審査委員・金順玉)

[朝鮮新報 2011.3.16]