朝鮮学校から元気もらい |
「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会 長谷川和男さん 「朝鮮学校を訪れると、元気が沸いてくる」と笑顔で語る。主に不登校の生徒たちを指導する適応指導教室の教員を務める。64歳。朝鮮学校とは36年のつきあいがある。年に1度都内の朝鮮学校で順次行われている「日朝教育交流のつどい」に参加し、教員らと交流を深めてきた。 「かつての日本学校にあったような風景が朝鮮学校にはある。教員たちは生き生きとし、生徒たちの目はキラキラと輝いている」 現在、本職の傍ら「連絡会」のメンバーとして、集会やデモ、政府への要請活動などに尽力している。 運動を展開する過程で、連帯の輪は全国的に広がり、「『無償化』問題は、日本人の問題」という認識が深まりつつあると語る。 「問題の解決は、日本のあらゆる人権問題をクリアできる突破口となる。権利獲得を果たすまで全力投球でたたかっていく」。(裕) [朝鮮新報 2011.3.7] |