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在日朝鮮人芸術団公演 平壌市民の反響

「深い感動」「また見たい」

 「2.16慶祝在日朝鮮人芸術団」の舞台を観覧した平壌市民たちは、民族性と芸術性にあふれた内容を堪能しながら、日本で生まれ育った出演者たちに力いっぱい拍手を送り続けた。

 「ピバダ歌劇団」の演出家であるオ・キョンチョルさん(57)は、公演で披露された作品に、祖国を思う在日同胞たちの温かい気持ちが込められていたと語った。

 軽工業科学分院のリ・ヒョッス室長(38)は、「朝鮮でも人気の高い歌が、在日同胞の特色を生かしてアレンジされていたため、初めて聞いたような感動を受けた」と話した。

 特に、総連歌謡メドレーは若者たちに好評を博していた。

 平壌日用品工場で働くリ・ウニョンさん(21)は、「在日同胞社会を担う若い世代の芸術家たちの姿に深く感動した」と話しながら、観客席も巻き込んで盛り上げる在日同胞たちの公演は、「また見たいと思わせるほどに楽しい」と感想を述べた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.2.23]