「朝鮮学校をわかって」 |
岐阜「ポラムの会」 松井和子さん 「ポラムの会」は岐阜朝鮮初中級学校を支援する日本市民らの団体。メンバーは弁護士、僧侶、教員、主婦などさまざま。カンパやオモニ会のキムチ販売の手伝い、学校行事を通じた交流を行っている。 10年前、初めて同校を訪れた際、修復されず痛んだ校舎や設備を見て胸を痛めた。そして仲間とともに蛍光灯の交換など支援を始めた。それが今では、月500円のワンコインカンパとして受け継がれている。 会報は企画から編集、印刷まで自らこなす。 「朝鮮学校が普通の学校だとわかってほしい」 授業参観や交流など同会の活動は、朝鮮学校に対する偏見や不安の解消に大きく貢献している。 「『おかしい』とはっきり言えない社会」「良いことをしても名乗れない現状」を打開すべく、「より多くの人を集め、手を携えていきたい」と語る。(泰) [朝鮮新報 2011.2.21] |