大阪・守口分会分会長　徐聖一さん

　昨年末に再建された総連大阪・河北支部の守口分会。分会長を務める徐さんは53歳で、役員たちは40代と若い。フレッシュな力で地域同胞社会を盛り上げていく決意だ。

　守口市には４つの分会があったが活動が低迷。地域同胞社会の活性化を目指し、一つの分会として新たなスタートを切った。

　徐さんは、自他共に認める「口下手」だが、「同胞たちのために」という気持ちは人一倍強いと分会役員たちは話す。

　分会とは、地域同胞社会の隅々まで目が行き届く「町内会」のような存在だと徐さんは表現する。同胞たちの生活に密着した活動こそが力の見せ所だ。

　「近年は近くに住んでいても顔を合わせることがなくさびしかった」と徐さん。分会が再建されたことで、同胞たちが気軽に集まれる場ができたと喜ぶ。（茂）

［朝鮮新報 2011.2.7］