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舞踊通じて輪を広げたい

文芸同東京支部舞踊部 李景和さん

 初級部1年から舞踊を習いはじめ、高級部まで舞踊部に所属。卒業と同時に文芸同東京支部舞踊部に入部した。今日まで途切れることなく舞踊を続けてきた。

 現在、ヨガのインストラクターをしながら、合間を縫って週に1回行われる練習に駆けつける。

 通勤時間は片道2時間。疲労がたまり、心が折れそうになる時もあったが、大好きな舞踊をやめようと思ったことは一度もない。

 部員たちは「まるで家族のような存在」。練習時間以外は食事に行ったり、おしゃべりしたりと楽しい時間を分かち合う。「和気あいあいとした雰囲気が魅力の一つ」と話す。

 2年に一度行われる同舞踊部の公演では、「同胞たちはもちろん、多くの日本の人たちにも、朝鮮舞踊の良さを感じてもらいたい。そうして舞踊を愛してくれる輪が広がっていけば…」と笑顔で語った。(梨)

[朝鮮新報 2011.1.31]