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南の大学教授ら 対決姿勢の是正を

「新しい世の中研究所」が主催した討論会(19日) [写真=統一ニュース]

 南のインターネットメディア「統一ニュース」が伝えたところによると、民主労働党の政策研究を行う「新しい世の中研究所」が19日に開催した討論会で、大学教授らが南当局が掲げる「吸収統一戦略」を非難し、平和的統一の実現を要求した。

 討論会で李南周教授(聖公会大学)は、「非核化と関連し北への圧力が強まれば、短期的に朝鮮半島に不安が高まるだけだ」「北南関係の発展を通じた朝鮮半島問題の解決、南と米国の軍事的性格が弱まることについてビジョンを持たなければならない」と主張した。

 また、梁茂進教授(北韓大学院大学)は南政府の対北政策が「対決と吸収」を前提にしているとしながら、「失敗した対北政策」だと批判。「吸収統一」を撤回しなければならず、平和的統一のための計画が必要だと言及した。

 一方、大衆政治参与団体である民主民生平和統一主権連帯が18日に平和宣言を発表し、軍事的衝突と緊張状態が続いている朝鮮西海を平和の海に作ることを全市民が望んでいると強調した。宣言では、南の市民たちはいつ起きるかも知れない戦争の脅威によって、不安の中で生きているとし、このような事態に陥れた張本人は6.15共同宣言と10.4宣言を否定した現政権だと主張。両宣言を履行し、停戦協定を平和協定に代えることが戦争の危機を解消し平和を実現する道だと示した。

[朝鮮新報 2011.1.28]