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中国の大企業 羅先へ積極的に投資

 中国・大連で環境設備製造業を営む創立グループをはじめ中国の大企業が、朝鮮の北東部に位置する羅先市への投資を積極的に行っている。

 中国の黒龍江新聞7日付によると、中国の数多くの民間資本がここに投資場所を求めている。「今年だけでも中国から羅先に3万人が入る」(延吉の企業関係者)という。

 新聞は、羅先市開発計画には国際貨物中継、輸出加工業、金融などが含まれ、この開発が本格的に進んでいると紹介しながら、羅先市に対する投資を奨励している。

 新聞は、中国南方の火力発電所では大量の石炭を必要としているが、黒龍江省から陸路で輸送する現状況では年産8万トンのうち2万トンしか輸送できないと指摘し、「羅先を経由すれば距離と費用が3分の1になるので、羅先市開発に数十億jを投資しても結局は中国の利益になる」という延吉の企業関係者の発言を紹介した。また、消息筋の話として、「中国の投資家が羅先市に行きたければ、羅先代表事務所で招請状を発行してもらい自家用車で入れる」と紹介した。

[朝鮮新報 2011.5.20]