平壌で展示会が盛況、科学、建築、スポーツなど |
5.21建築祭典 実用化される図案が注目
第11回5.21建築祭典が3〜6日、人民文化宮殿で行われた。 祭典は、都市形成計画および建築設計と軽工業工場の改築設計、住宅設計の懸賞募集、建築・建設部門科学論文発表会、建設設計ソフトおよびマルチメディアの創作コンクールなどの形式で行われた。 各道、市の建築祭典で当選した200余点の建築設計の懸賞募集作品、230余件の科学論文、30余件の建築設計ソフトとマルチメディアが出品された。 平壌市中心部形成図案と地方の特性を生かした道・市・郡所在地形成計画は、参加者の注目を集めた。 祭典に出品された優秀な形成図案は、平壌の都市形成計画に採用されるという。 特色ある大型花壇、噴水公園設計と多様な装飾図案も創作された。 祭典には、「達俊国家建設監督相や朝鮮建築家同盟に所属する建築・建設部門の活動家、建築家、技術者、教員、研究士などが参加した。 祭典で当選した作品は全国各地を巡回しながら展示されるという。 今回の祭典は、金正日総書記の著作「建築芸術論」発表(1991年5月21日)20周年を記念して開催された。 建築美学討論会 第6回建築美学討論会が3日、人民文化宮殿で行われ、 朝鮮労働党の金己男書記と全河哲副総理、関係者、中央と地方の建築、建設、建材の各部門の活動家、設計士、技術者、教員、研究士、創作家が討論会に参加した。 金正日総書記の著作「建築芸術論」発表20周年に際して催された討論会では、同著に盛り込まれている思想・理論の科学性と生命力、党の建築思想を具現して記念碑的建造物を建設する上で提起される問題が深く解説、論証された。
中央科学技術祭典 10余分科で研究成果交流 第26回中央科学技術祭典が4月26〜30日、3大革命展示館で行なわれた。(写真:朝鮮中央通信=朝鮮通信) 軽工業、農業、石炭、電気、金属、機械、生物、化学など10余の分科に分けて行われた祭典には、地方科学祭典で高い評価を受けた350余件の科学技術資料が出品された。 会期中、参加者は中核・基礎技術をはじめ重要部門の技術工学と基礎工学の発展に寄与した研究成果と経験を分かち合った。 無煙炭ガス化によるチュチェ肥料生産システムの確立に大きく寄与したガス発生工程の分散コントロール・システム、大規模連続生産工程の統合オートメーション・システム、連続造塊方法によるベアリング鋼生産工程の確立などが参加者の関心を集めた。 また、国家科学院生物工学分院のバイオ製品生産技術、平壌日用品工場のプラスチック生産技術、平壌326電線工場の電線生産統合化システムなどは各地の工場、企業所幹部と勤労者の好奇心をそそった。 一方、会場には科学者、技術者たちだけでなく大学生も足を運んだ。 金策工業総合大学学生のリ・グァンヨンさん(25)は、講義で学んだ最新技術が現実に導入されている情況を、展示された図解、模型、担当者の話を通じて深く把握することができ、卒業論文執筆の手助けにもなったと話した。 閉幕式では、総合審査の結果が発表され、南興青年化学連合企業所、金策工業総合大学が特等、国家科学院生物工学分院、三日浦特産物工場をはじめ8団体が1等、2人が特等、37人が1等となった。【平壌支局】
機械設計部門技術展 地熱水利用ポンプなど 第7回全国機械設計部門科学技術展示会が5〜10日、平壌で催された。(写真:朝鮮中央通信=朝鮮通信) 全国各地の多くの機関の活動家と勤労者が研究し、完成させた300余件の機械設計資料、50余件の設計研究および支援ソフト、30件の機械製品デザイン懸賞募集作品などが展示会に出品された。 会期中、新しい機械製品の設計とその実現で収められた成果と経験が交換され、コンピューター設計コンテストが行われた。 地熱水の利用に使われるヒートポンプ、自動靴下包装機、CNC水平フライス盤総合実験装置の設計、新しい基礎食品とあめ・菓子類の生産設備と家庭用品をはじめ、人民生活の向上に資する各種の製品設計と特色ある工業デザインが参加者たちの関心を集めた。 先端技術が導入されたCNC工作機械と操縦装置の設計、機械設計方法の科学化、標準化のための研究論文、3次元機械設計支援(3DCAD)ソフトなどは、機械設計の科学技術水準を一段と引き上げる上で意義のあるものであることから、参加者たちの好評を博した。 閉幕式には趙炳柱副総理兼機械工業相、国家科学技術委員会の李子方委員長、関係者、全国の機械設計・工業デザイン創作機関、教育・科学研究部門の活動家と設計家、創作家、教員、研究士、工場、企業所の労働者、技術者が参加した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2011.5.18] |