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竜城機械で 地熱冷暖房設備の生産開始

 竜城機械連合企業所(咸鏡南道)が地熱水技術を自力で開発し、設備の生産を開始した。

 新たに製造した設備は、朝鮮のどこでも地熱水を利用して建築物の冷暖房を賄える高性能の省エネ型設備である。

 地熱水の源泉が豊富で、開発利用条件が有利な朝鮮で地熱設備が大々的に生産、導入されれば、産業建物、公共建物、住宅、温室など各種の建築物の冷暖房を賄う上で理想的な変貌が遂げられる見込みだ。

 去る1月、同企業所を訪れた金正日総書記は、新しいエネルギーの一形態である地熱資源を積極的に開発、利用する現実の要求にふさわしく、先端技術である地熱設備を朝鮮式に製作することに関する課題と方途を示した。

 同企業所では、国家科学院採掘機械研究所と咸興水利動力大学(咸鏡南道)との連係の下、15日足らずの短期間で圧縮機の設計を完成した。

 圧縮機職場では、精密さを要する部品の加工や組立を円滑に行って新しいスクリュープレスをわずか1カ月間で製作した。

 地熱設備は、国の全般的機械製作拠点でも大々的に生産することになる。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2011.5.13]