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汎民連北、南、海外本部が共同声明

「6.15実現の方向で対話を」

 歴史的な4月南北連席会議63周年に際して、祖国統一汎民族連合(汎民連)の北、南、海外の各本部は18日、共同声明を発表し、「6.15共同宣言と10.4宣言を実現する方向で対話を再開しなければならない」と主張した。

 共同声明は、4月南北連席会議は朝鮮に対する米国の支配策動を粉砕するための民族の力を噴出させ、南朝鮮当局の「単独選挙」「単独政府」樹立企図に鉄ついを下したと指摘した。

 また、4月南北連席会議はこんにちも、統一に対する全同胞の志向と大団結の情熱を呼び起こして6.15統一時代を促していると強調した。そして、自主と平和、統一と繁栄で民族が活路を見出すには、思想と理念の違いを超越して愛国愛族の志で力を合わせなければならないというのが4月南北連席会議の志であると指摘した。

 さらに、こんにちの情勢は戦争前夜をほうふつさせているとし、米国と李明博政権が民族の和解と平和を脅かし、反朝鮮敵視政策を強化して戦争の危険を招いていることについて指摘し、次のように続けた。

 朝鮮は、新年に入って民族の重大事に関するすべての問題を協議して解決し、北南関係を画期的に改善するための提案を示した。

 李明博政権は、速やかに対話に臨まなければならない。

 わが民族同士力を合わせれば解決できないものはない。

 自主も、平和も、統一も、共同の繁栄も力を合わせるところにある。

 北と南、海外の全民族は4月南北連席会議63周年を契機に、民族大団結の精神が具現されたわが民族同士の旗印をさらに高く掲げ、自主統一の道へ力強く進もう。

 あらゆる反統一勢力の対決策動を粉砕し、6.15統一時代の流れをつないでいこう。

 全民族が力を合わせて北南共同宣言を実現しよう。

 わが民族同士の旗印に従って自主統一の新たな局面を切り開こう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2011.4.27]