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平壌で社会科学部門学術討論会

「日本海」表記の固守を非難

 22日発朝鮮中央通信によると、朝鮮東海の名称を「日本海」にねつ造した日本反動層の策動を粉砕するための社会科学部門学術討論会が平壌で行われた。

 社会科学院の太亨徹院長、関係者、科学、教育部門の幹部と教師、研究者が参加した。

 討論者は、朝鮮東海名称の正当性と「日本海」表記の不当性を歴史文献と地図資料を通じて次のように解説、論証した。

 わが祖先は、古代から朝鮮東海を開拓して日本列島に大々的に進出し、鬱陵島と独島を統治領域とする于山国を建てた。

 祖先はこの過程に、東海に対する深い知識と理解を持つことになり、海の名も誰よりも先に「朝鮮東海」に命名した。

 この名称は、朝鮮王朝末期までそのまま使用された。

 討論者は、日帝が1905年に「乙巳5条約」をねつ造した後、日本の地図で「朝鮮海」表記を「日本海」にわい曲しはじめたと強調した。また、1929年に行われた国際水路機関(IHO)大会以降、巧妙な方法で朝鮮東海を「日本海」に登録したことについて暴いた。

 そして、最近、日本の反動層が朝鮮東海のわい曲、ねつ造された名称である「日本海」表記の固守のために、それを国際社会に公認、存続させようと画策しているが、歴史と真理、正義が盛り込まれている公明正大な朝鮮東海の名称は不変であると強調した。

[朝鮮新報 2011.4.27]