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〈論調〉 領土強奪に狂った日本の反動層

 最近、日本の松本外相が教科書検定制度に対して弁解する席で、独島が「日本固有の領土」という日本政府の立場は一貫していると力説した。

 この発言は、これに先立って日本当局が「独島領有権」を主張する内容の中学校教科書検定結果の発表後に出たものである。果てには、参議院会議で発言し、独島が外部の「ミサイル攻撃」を受ける場合、それは「日本に対する攻撃となる」という好戦的な妄言まで言い散らした。

 これは、日本軍国主義勢力が独島を「日本領土」と既定事実化し、それを「保護」するという口実のもとに、いつかは再侵略の砲声をあげようとする犯罪的企図を公然とさらけ出した発言である。

 日本は最近の大震災によってばく大な人的、物的被害を受けた。現状況下で日本当局者らは横目を使う余裕がない。こうした中でも、日本当局者らが「独島領有権」を主張しているのを見れば、彼らの領土強奪野望がどの境地に至ったのかが分かる。

 日本の反動層は、わが国固有の神聖な地である独島を無理やり領土紛争地域にして、この問題を国際化し、朝鮮再侵略の合法的口実をもたらそうと画策している。

 日本反動層の独島強奪野望は、千年、万年が過ぎても実現不可能な妄想である。日本の反動層は領土強奪企図を直ちに取りやめるべきである。(労働新聞18日付論評)

[朝鮮新報 2011.4.22]