平壌で「著作権討論会」、WIPO関係者も参加 |
朝鮮中央通信によると、著作権・著作隣接権に関する国家討論会が6、7の両日、平壌で行われた。 討論会には、朝鮮著作権事務局、教育、文学・芸術、出版・報道、情報産業の各部門の活動家と訪朝中の世界知的所有権機関(WIPO)関係者、中国、マレーシアの代表が参加した。 討論会で演説者たちは、著作権が持つ重要性に言及し、今回の討論会が著作権分野での国際的な交流と協力をさらに発展させる上で意義ある契機になると強調した。 討論会では、「朝鮮民主主義人民共和国での著作権および隣接権の最近の発展」「朝鮮民主主義人民共和国での著作権および隣接権保護活動」「著作権および著作隣接権に対する尊重と社会的認識が持つ重要性」「著作権と著作隣接権保護が社会経済および文化の発展に与える肯定的な影響」などのテーマで討論が行われた。 討論者たちは「21世紀の知識経済時代に合わせて著作権活動をさらに発展させる重要性」に言及し、著作権保護制度を改善、完備して国の知的財産を増やしていくべきであると強調した。 朝鮮は、工業所有権や著作権などの知的所有権の国際的保護を目的に設立された国連の専門機関であるWIPOに1974年8月に加入した。 今年3月には朝鮮の科学者たちにWIPOの最高発明家賞が授与された。対象となったのは「金正日花の鮮度保存組成物の製造方法」と「城津製鋼連合企業所の主体鉄生産方法」、そして「煕川発電所建設に利用された組立式部材によるコンクリート堤防施工法」の開発に関わった科学者たちだ。 [朝鮮新報 2011.4.13] |