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朝鮮 「トマトキムチ」開発中

味と香り生かした新たな可能性

 朝鮮で、新たなキムチ作りに力が注がれている。

 最近、注目を集めているのが、トマトを使った抗酸化キムチの開発だ。

 赤いトマトの色素であるリコピンを利用し、抗酸化作用と老化防止の効果を高めることが、目下の目標だという。

 食品科学部門の研究者たちは最近、グルタミン酸ナトリウムを添加剤に使ったキムチ作りを推し進めている。これらのキムチは、脳卒中、脳血栓などの予防治療に効果があるとされている。

 キムチ特有の味と色、香りを生かしながらも、健康にいい成分を含ませることで「キムチの質的向上を図る発明」だとされている。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.3.31]