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朝鮮北側西海地区 軍事実務責任者が通知文

米軍の挑発行為で南側に

 最近、南朝鮮駐在米軍が西海地区北南管理区域軍事境界線付近まで入り込んで無謀な軍事的挑発を引き続き行っていることと関連し、朝鮮北側西海地区軍事実務責任者は20日午後6時20分、南側に次のような通知文を送った。

 最近、南側の黙認の下に東・西海地区北南管理区域軍事境界線一帯で米軍の挑発行為が急増している。3月1日から8日までの期間だけでも、延べ100余人の米軍が、実に50余回にわたって何の事前通報もなしに西海地区北南管理区域軍事境界線100メートル以内に入って歩き回り、われわれを甚だしく刺激する重大な挑発行為を働いた。

 このような挑発行為は、双方の軍事的合意に対する露骨な破棄行為であり、軍事境界線一帯で軍事的緊張を激化させる危険極まりない挑発行為という以外の何ものでもない。

 しかし、南側は米軍の無謀な挑発行為を防止するどころか、むしろ庇護、助長している。

 わが方は、侵略的なキー・リゾルブ、フォールイーグル合同軍事演習と時を同じくして行われている米軍の重大な軍事的挑発行為はもちろん、それを黙認、助長している南側の態度に対して、これ以上許すものではないことを事前に通知する。

 もし、南側がわれわれの警告を無視し、米軍が勝手に軍事境界線近くに来て歩き回るようにするなら、人命被害を含む招かれるすべての結果に対して全責任を負うことになるであろう。

[朝鮮新報 2011.3.24]