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朝鮮地震局長が気象庁長に白頭火山活動の北南共同研究を提案

 朝鮮地震局長は、民族共同の利益に即して白頭山の火山活動に関する研究を北と南が共同で進めることを提案する書簡を17日、南朝鮮の気象庁長に送った。

 書簡は近年、世界各国で地震および火山現象がひんぱんに起こっていることに言及した。また、とくに今回の日本の大地震が、地理的に近い場所にある朝鮮半島での地震と火山活動に関する研究を、事前に見通して特別にしっかりと行っていく切迫性を示していると強調した。

 そして、北と南が2007年12月21日、開城で行われた北南保健医療および環境保護協力分科委員会第1回会議で、白頭山の火山共同研究と関連する協力事業を積極的に推し進めることで合意しているので、双方の関係当事者が早期に開城、または金剛山で会い、白頭山の火山共同研究と現地踏査、学術討論会など必要な協力事業を推し進めるための協議を行うことを提案した。

[朝鮮新報 2011.3.22]