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〈論調〉 軍事演習に朝鮮式攻撃戦で対応

 米国と南当局が、2月28日から侵略的なキー・リゾルブ、フォール・イーグル合同軍事演習を南朝鮮の全域で開始した。

 米軍と南の軍の膨大な武力が朝鮮を目標にして戦闘態勢に突入し、原子力空母など海上作戦集団が南朝鮮の周辺水域に機動展開した。戦略爆撃機をはじめ攻撃飛行隊も出撃待機状態に入った。

 朝鮮半島の軍事的緊張緩和のために、ようやくもたらされた北南高位級軍事会談開催のための予備会談を故意に決裂させた南当局の真意がまさにここにある。

 政府、政党、国体連合声明(1月5日)が発表された翌日、南の陸軍の航空作戦司令部は攻撃用ヘリを京畿道楊平一帯の上空に飛行させ、機関砲とミサイルを発砲しながら戦争狂気を振りまいた。陸軍第5歩兵師団と海軍の特殊戦旅団、空軍の第8戦闘飛行団103戦闘飛行大隊なども、攻撃用戦争装備を動員して野外戦術訓練と海上浸透訓練、爆弾投下、機関砲射撃を強行した。

 米国は、合同軍事演習を行うたびに、原子力空母ジョージ・ワシントンを派遣するだの、誰それの「局地戦」に対処する準備を整えるべきだの何のと朝鮮半島の周辺で軍事演習を次々と行った。

 侵略的なキー・リゾルブ、フォール・イーグル合同軍事演習は、必ず北南関係を破局へ追い込み、朝鮮半島での戦争の危険を激化させる重大な結果を招くであろう。冒険的な合同軍事演習を強行して、尊厳あるわれわれの社会主義体制にあえて挑戦する者に対して、わが軍隊と人民は朝鮮式の攻撃戦で対応するであろう。(朝鮮中央通信2月28日)

[朝鮮新報 2011.3.4]