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反北ビラ散布で将官級会談団長 心理戦発源地へ照準射撃

 北南将官級軍事会談北側団長が2月27日、反北ビラ散布などに関連して南側に通知文を送り、「このような行為が続くなら、臨津閣をはじめとする反共和国心理・謀略行為の発源地に対するわが軍隊の直接照準撃破射撃が、自衛権守護の原則で断行される」と通告したと、朝鮮中央通信が伝えた。

 中央通信は、最近、南当局が反北心理・謀略行為に狂奔し、朝鮮半島情勢を全面的な対決の局面へと追い込んでいると指摘。

 南当局が「自由北韓運動連合」をはじめ25の反北保守団体を押し立てて、臨津閣から数十万枚のビラと不純な映像を収録したUSBメモリとDVD、不純なパンフレット、1ドル紙幣などを大型風船につけて北側地域に飛ばすなど、極度の対決姿勢を表していると強調した。

 その上で、これまで民間保守団体の反北ビラ散布行為が当局とは無関係であるとしていたが、ハンナラ党の「国会議員」たちまで反北心理・謀略行為に駆り立てて、北南対決が国策であるということをはばかることなくさらけ出しているとしながら、軍部も衣類やビデオ、図書を入れた籠を風船につけて北側地域に飛ばす許し難い犯罪行為を行っていると指摘した。

 同通信が伝えた、将官級軍事会談団長が送った通知文は、前線一帯で行われる南軍部の心理戦行為が、全面的な対話と協議で平和統一と民族繁栄の新しい局面を切り開こうとする全民族の志向と時代の要求に対する全面的な逆行であり、反民族的な逆賊行為であると指摘し、即時中止すべきだと主張した。

[朝鮮新報 2011.3.4]