朱霜成人民保安部長と中国の孟建柱公安相との会談が１３日、平壌で行われた。

　会談には、朝鮮側から崔重和副部長をはじめとする人民保安部の活動家が、中国側から孟建柱公安相一行と劉洪才駐朝大使が同席した。

　会談で双方は、両国保安機関の交流と協力をさらに発展させることと、互いが関心を持つ問題について意見を交わした。

　同日、朝鮮人民保安部は孟建柱公安相一行のために万寿台議事堂で宴会を催した。宴会には、孟建柱公安相と一行、劉洪才大使と大使館員が招かれた。また、朱霜成人民保安部長、崔重和副部長をはじめ人民保安部の活動家が参加した。

　朱霜成人民保安部長は演説で、中国公安相の今回の訪問は今年の朝中友好のいかりを上げた意義ある訪問であり、金正日総書記の生誕日を迎える朝鮮の軍隊と人民に喜びを与えていると述べた。

　また、金正日総書記が昨年２度も中国を訪問して胡錦濤総書記をはじめ中国の中央指導集団と意義深い対面を行ったことに言及した。

　孟建柱公安相は演説で、中朝友好は両国の老世代の指導者がもたらした貴重な富であると述べ、こんにち、この友好関係は胡錦濤総書記と金正日総書記の深い関心の中で絶えず強化され、発展していると強調した。

　そして、中朝友好・協力関係をいっそう強化し、発展させるのは中国共産党と人民の確固たる方針であると述べた。

　孟建柱公安相と一行は同日、平壌に到着した。

　空港で、崔重和副部長と劉洪才大使が出迎えた。

［朝鮮新報 2011.2.18］