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〈論調〉 北南協力は平和と統一の重要な方途

 北南間の協力と交流の実現は全民族の団結した力によって朝鮮半島で戦争の危険を解消し、自主統一と民族共同の繁栄を成し遂げられる最善の方途になる。

 北と南の間で協力と交流が活性化すれば、対決の冷気は消えて和解の温かい機運が満ちあふれるであろう。

 不信と対決の北南関係を和解と団結を図るわが民族同士の関係に転換した6.15統一時代は、多方面にわたる協力と交流が北南関係を発展させ、統一と明るい展望を切り開く正当な道であることを実証した。

 北南協力と交流は、決してどちらか一方の利益のための事業ではない。

 北と南の協力・交流を活性化して北南関係を根本的に改善し、自主統一と平和・繁栄を成し遂げようとするわれわれの立場は終始一貫している。

 南朝鮮当局がわれわれの愛国・愛族的な呼びかけと措置に積極的に呼応するとき、北南関係が不信と対決の状態を脱して真の信頼と和解、協力の関係に転換されるのは疑う余地もない。

 南朝鮮当局が今のように狭量に不当な条件と口実を掲げて北南協力事業をあくまで拒否すれば、不信と対決の溝が深まるだけで、いつまでも北南関係は改善されない。

 北と南が共に手を取り合えば、わが民族同士いくらでもこの地に平和をもたらし、強盛繁栄する統一祖国を建設することができる。

 すべての民族が立ち上がり、金剛山と開城観光の道を再びつないで多方面で協力し合い、交流事業を推し進めるとき、祖国統一も早まるであろう。(9日付労働新聞)

[朝鮮新報 2011.2.18]