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最高人民会議 南朝鮮国会に議員接触・協議提案

 最高人民会議は2日、南朝鮮の国会に祖国統一民主主義戦線が全朝鮮民族に送るアピールで宣明した議員の接触と協議を提案する書簡を送った。

 書簡は、差し迫った朝鮮半島の情勢を緩和して北南関係を改善し、平和と統一の新たな局面を切り開くための積極的な意志からわが最高人民会議と南朝鮮の国会との間の議員の接触と協議を提案したことに触れ、この地で生まれた民族の一員であるなら誰であろうとこんにちの重大な事態に絶対に背を向けてはならないと指摘した。

 また、民心を代弁する国会は当然、北南関係の改善と対話を一様に要求している全民族の声に耳を傾けるべきであると指摘し、北南間に軍事会談が開催されることになった状況で、わが最高人民会議と南朝鮮の国会が自らの責務を果たすために対座するのは、あまりにも当たり前で当然のことであると強調した。そして、南朝鮮の国会がわれわれの誠意ある提案とアピールに積極的に応じるものとの期待を表明した。

 一方、朝鮮社会民主党と朝鮮アジア太平洋平和委員会(ア太委)、民族和解協議会、6.15北側委員会をはじめ社会団体と宗教団体なども北南対話の提案に応じるよう呼び掛ける書簡を南朝鮮の与野党と団体に送った。

[朝鮮新報 2011.2.9]