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新設の南浦ガラス瓶工場 年間数千万本の瓶生産

南浦ガラス瓶工場で生産された製品の一部(撮影=文光善記者)

 南浦ガラス瓶工場が新設され、稼動が本格化された。

 生産された瓶は、平壌市と各地の食料品工場に出荷している。

 1月12日発の朝鮮中央通信は、金正日総書記の同工場への現地指導を伝えた。

 これは、今年初めて報じられた経済分野の視察になる。

 近年、朝鮮では食料加工品の生産力が増し、それにともなってガラス瓶などをはじめとした包装容器の需要が高まっている。

 同工場は2009年に建設が始まり、わずか1年で完工された。

 原料の投入から包装および出荷に至るまでのすべての工程がオートメーション・ラインで一体化されており、各用途のガラス瓶を年間数千万本生産できる能力を誇っている。

 白ケイ石、長石、ケイ砂をはじめ国内の豊かな原料に基づいているので工場発展の展望は明るいという。

 閔光英支配人(47)は、工場の現代化をより高いレベルで実現し、生産者の技術技能水準を上げて生産を増やしていくと述べた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.2.4]