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朝鮮でエコな保温材 広く利用

 朝鮮中央通信によると、朝鮮で新しい断熱保温材が広く利用されている。

 平壌市と羅先市、各地方の機関、企業所、そして農村で導入されているこの保温材の主原料は泥灰岩で、大掛かりな設備の必要もなく製造されている。

 ボイラーなどを利用する機関、企業所に保温材を導入し、石炭は従来の30%節約しながらも、燃焼効率は97%に高められたという。

 農村の家庭では、保温材で火室の構造を改造すれば、泥炭を暖房および炊事用の燃料として利用しながら、良質の自給肥料を生産できるとされる。新しい保温材は、一酸化炭素の放出量を削減するので、環境保護にも有益であるという。

 保温材は、朝鮮羅先大興貿易会社の情報科学研究チームによって開発された。

[朝鮮新報 2011.2.4]