朝鮮アジア太平洋平和委員会が１月31日、南の統一部に北南対話を速やかに開催するよう要求する通知文を送った。

　通知文は、すでに北側が政府、政党、団体連合声明（１月５日）と祖国平和統一委員会スポークスマン談話（同８日）などを通じて、北南当局会談と赤十字会談をはじめとした北南対話再開を提案したことについて指摘した。

　また、朝鮮人民軍が提案した高位級軍事会談で北南対話の障害物がすべて除去された条件下で、北と南の当局が向かい合い、真しに建設的な対話をする時が訪れたと強調した。

　通知文は、北南対話を通じて「離散家族」の再会をはじめ、人道主義的問題と双方に関心があるすべての問題について真しに協議し、解決していくことをあらためて南側に要求した。

［朝鮮新報 2011.2.2］