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金日成総合大学生命科学部 「理想的な菌剤」開発

有機質肥料の生産用

 朝鮮中央通信によると、金日成総合大学生命科学部が理想的な有機質肥料用促成複合種菌剤を開発した。

 有機質の発酵過程を科学的に調節し、促進させて有機質肥料の生産とその質を著しく高める有機質肥料用促成複合種菌剤は、ほかの菌剤よりも優れていると言われている。

 活性の高い繊維素分解菌、リグニン分解菌、タンパク質分解菌など10の有用菌株を合理的に配合して製造した促成複合種菌剤は、利用範囲の広さが特徴である。

 また、有機質材料として家畜の排せつ物だけでなく、農村に豊富な稲わら、トウモロコシをはじめ各種のわらや雑木まで用いることができる。

 多くの農場で促成複合種菌剤を用いて作った有機質肥料を農業に適用した結果、多くの成果が収められた。

[朝鮮新報 2011.1.14]