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平壌小麦粉加工工場を拡張 生産工程のコンピューター化も


小麦粉加工工場で生産した小麦粉加工製品

総合自動化室内部

 平壌小麦粉加工工場が生産工程の近代化を高いレベルで実現した。

 金正日総書記は2009年12月と2010年1月にこの工場を訪れ、人民に良質な小麦粉加工品をさらに多く供給するよう指示し、工場の技術革新を進める方針を示した。

 工場の幹部と従業員たちは金策工業総合大学、韓徳銖平壌軽工業大学を含む大学、研究機関と力を合わせ、クァペギ(小麦粉を油で揚げたねじれ菓子)職場など5つの職場を新たに建設、改築し、全生産工程のコンピューター化を実現した。

 また、菓子自動包装機とパン冷却機、酵素濃縮設備などの近代的な設備を整え、パン生産工程をコンピューター化し、菓子生産工程の無菌化を実現した。

 一方、すべての職場と生産、計画、技術などの事務室、総合自動化室をネットワークでつないで自動制御システムを形成することによって、生産と経営、品質保障に関する情報を一元管理できるようにした。

 実験分析室では、韓徳銖平壌軽工業大学の研究士たちが完成させた分析サポートシステムによって、さまざまな製品に合う小麦粉の成分を分析し、そのデータが生産指令室に伝えられている。

 現在、平壌小麦粉加工工場では10数種の菓子と2種類の麺、各種パンとクァペギ、酵母を生産し、市民に供給している。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.1.14]