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金正淑平壌製糸工場 新年から生産意欲に湧く

 金正淑平壌製糸工場では3日の朝8時、新年の初作業がスタートした。(写真=文光善)

 同工場は桑蚕繭とさく蚕繭を基本原料にして、各種規格の絹糸と繭綿を生産して全国の絹織物工場に供給している。

 この日、糸繰り職場などの職場では、女性従業員たちが自分が受け持つ機械で作業に着手した。

 金正日総書記は2009年1月、同工場を訪れた。

 当時、自分の作業姿を見てもらった糸繰り工のキム・ジョンヒャンさん(22)は、今年の3紙共同社説が軽工業部門を人民生活向上のための主な戦線だと定めているとしながら、「自分たちには大きな任務がある」と話した。

 繭から出る細い糸を機械につなぎ、製糸する作業を担っているキムさんは、昨年、生産計画を超過達成した。職場を紹介する掲示板には、その活躍が紹介された。

 絹糸生産の最初の工程である糸繰り職場の従業員たちは、新年の初日の作業から高い生産意欲に沸いている。

 一方、生産を総合指揮する指令室で会ったある工場の関係者は、原料と電気、蒸気など生産に必要な条件が年初から保証されていると話していた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.1.12]