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「高校無償化」 長野で同胞と日本市民が街頭宣伝

寒い中、「無償化」を訴えた

 朝鮮学校への「高校無償化」の実現を求める街頭宣伝が7日、長野県のJR上田駅前で行われた。総連長野・東信支部の同胞と「日朝上小地区の会」のメンバーなど30人が参加した。

 参加者たちは、「朝鮮学校以外の各種学校は「無償化」の対象になっているのに、朝鮮学校だけが唯一、その対象になっていないのはおかしい」「在日朝鮮人は税金の納入をはじめ、日本国憲法に沿って義務をすべて果たしているのに、なぜ日本政府は権利を与えないのか」などと訴えた。

 ある日本人参加者は、東京で行われた全国集会に参加して、朝鮮高級学校を卒業する生徒たちの生の声を聞き、切実さを実感したと述べながら、「3月中に制度化され卒業生にも支給させたい」と話した。

 同日、JR松本駅前では総連長野・中信支部の同胞たちと「日朝松本市民会議」のメンバーら32人が早朝から「無償化」を求める街頭宣伝を行った。

 参加者たちは雪の降る寒い中、出勤途中の市民たちにビラを配りながら、「無償化」の適用を訴えた。【中信分局】

[朝鮮新報 2011.3.28]