top_rogo.gif (16396 bytes)

名古屋で「無償化」街頭宣伝 年度内に適用を!

 朝鮮学校への「高校無償化」制度の申請手続き再開を要求する声が、各地で引き続き挙がっている。愛知朝鮮中高級学校と「朝鮮学校無償化ネットワーク愛知」の共催のもと、愛知中高の生徒らをはじめ、同胞、日本市民ら200余人が19日、名古屋市で街頭宣伝を行なった(写真)。

 街頭宣伝に先立ち、「ネットワーク愛知」の小野政美事務局長が、不当な「無償化」手続き停止措置継続への怒り、各地での運動について報告し、年度内に「無償化」の権利を勝ち取れるよう、たたかいを継続することを呼びかけた。

 愛知中高の生徒代表、「ネットワーク愛知」共同代表の山本かほり・愛知県立大学准授、同共同代表の磯貝治良さん(作家)、川口創弁護士、愛知中高のオモニ会代表らがアピールをした。

 参加者たちは、名古屋市中心街の栄で3カ所に分かれて、横断幕やマイクを手に、「これ以上、無償化手続きを凍結させるな」などと声を挙げながら、通行人に4000余枚のビラを配った。

 街頭宣伝後、参加者たちは、「無償化」制度が年度内に適用されるよう、政府・文科省への要請活動、世論を喚起させるさまざまな形態の活動など、集中的に運動を展開していくことを確認し合った。

[朝鮮新報 2011.2.22]