北海道初中高に多額の厚志、届く |
「伊達直人」からは図書券3万円分
北海道朝鮮初中高級学校に1月31日、心温まる寄付が届けられた。1件目は「北海道朝鮮学校を支える会」の鈴木芳雄事務局長からの21万4896円。長年続けられてきたもので、日々の暮らしを倹約しながら、日常の買い物の中から集めたおつりなどを貯めて毎年、学校に届けてくれるという。 もう1件は、いま日本各地で話題になっている「伊達直人と友人一同」の名義で送られてきた3万円分の図書券と手紙。手紙には「(映画)ウリハッキョみました。日本人として考えさせられました。全国の朝鮮学校の生徒さんにもよろしく」と書かれていた。 同校の申京和校長は、「とても感謝している。『無償化』問題など早急に解決されねばならない問題を抱えているわれわれにとって、二重三重に心強い励ましだ。朝鮮学校をいつも温かい目で見守り続けてくださっている日本市民のみなさんへこの機会に心から感謝を述べたい」と語った。 [朝鮮新報 2011.2.2] |