１３日、青商会中央の姜尚賢会長、鄭文成副会長、洪萬基副会長、金剛友常任幹事、許勇虎幹事長、金永勲部長らが総連中央会館を訪れた。総連中央の許宗萬責任副議長、南昇祐副議長、朴久好副議長兼権利福祉委員会委員長、呉民学経済局長らが青商会中央の役員たちを迎えた。席上、姜会長が責任副議長に、被災地のウリハッキョの復旧などに役立つようにと集めた義援金１千万円を手渡した。

　責任副議長は、青商会中央と地域青商会の役員たちが大震災で甚大な人的、物的被害をこうむった同胞たちを救援しようと、経済状況が厳しい中でも、救援活動を迅速に行っていることについて深い謝意を示しながら、彼らの同胞社会と民族教育への尽力について高く評価した。

　また、被災地である宮城県を訪ね、直接目にした同胞と学校の被害状況などについて言及しながら、総連中央は今後、被災地のウリハッキョの復旧と同胞たちを救援する活動を、現場の要求に合わせ中長期的に行っていくうえで、段階的に具体的な対策を講じていくと強調した。

　青商会中央では、総連中央の呼びかけに呼応して対策委を発足させ、被災地に早い段階で救援物資を届ける傍ら、青商会中央の歴代会長と各地の会員たちの間で募金活動を活発に行ってきた。姜会長は、若い世代が被害を受けたウリハッキョの復旧と被災同胞たちの救援募金活動にいっそう尽力していくこと、NPO法人「ウリハッキョ」を窓口に青商会会員と日本市民、海外同胞などに募金活動を幅広く呼びかけていくと話した。（裕）

［朝鮮新報 2011.4.22］