東日本大震災 各地から続々と救援物資 |
宮城の被災同胞のため 東日本大震災で未曾有の被害を受けた宮城同胞のために、各地の同胞たちから送られてきた救援物資が総連緊急対策委宮城県本部のある東北朝鮮初中級学校に続々と届いている。
総連長野県本部の李光相委員長と長野県商工会の鄭元海会長が5日、宮城対策委を訪れ、数日前に郵送した物資の目録を渡した。
長野では震災後、宮城県本部に必要な物資を問い合わせながら、これから寄宿舎で臨時授業を行うにあたり必要な、初級部1年から中級部3年生までのホワイトボードをはじめとする物資を送った。
また、神奈川県青商会の救援隊は3月29日、オートバイ5台と軽トラック1台を届けた。
救援隊メンバーらによると、神奈川同胞たちは道路が壊れているなど被災地の交通事情が悪いことを聞き、現地の活動家たちが同胞訪問を行えるようオートバイを届けたという。
神奈川の代表らは、19日にも救援物資を届けた。
また、オートバイなどを届けた2日後の31日には、川崎、中北、横浜地域の総連と女性同盟活動家、朝青活動家と朝青メンバーらが物資の引き渡しを行った。
宮城対策委メンバーらは、震災後3週間もたたぬうちに3回におよび救援物資を届けてくれた神奈川同胞たちの思いやりに、深い感謝と感激の気持ちを表した。
総連川崎支部の高行秀委員長は、県下同胞たちの救援活動への取り組みはますます活発化しているとしながら、今後、募金運動も行っていくと話した。 宮城県には、この他にも大阪や埼玉、群馬、広島、栃木、千葉などの各団体、同胞から多くの救援物資が届けられた。 [朝鮮新報 2011.4.7] |