東日本大震災 東京・台東地域 現地で衣類800着渡す |
東京・台東地域商工会の役員と朝青台東支部の活動家が、20日夜、総連緊急対策委員会宮城県本部がある、東北朝鮮初中級学校を訪ね救援物資を渡した。 救援物資は、台東地域の同胞企業が用意した800着以上の衣類など。売り物の衣類製品を中心に、総連台東支部を通じて提供した。 台東支部では、被災地の同胞たちを救援するための募金運動を活発に展開している。朝青台東支部の金雄基総務部長によると、現在、支部管下の老若男女がこの運動に積極的に参加しているという。 この日、東北初中を訪れた台東商工会の金一雄副理事長は、仙台市に居住する義母・朴秀子さん(71)と会い、安否を直接確認した。 また、今回、救援物資を用意した同胞企業の従業員である川島さんは、「私が仙台出身なので、社長が私を送ってくれたと思う。救援物資を運んできながら、在日朝鮮人たちの絆が深いということを改めて感じた。その姿がとてもうらやましい。私もここで、家族と会うことができた。感謝している」と語った。 (李東浩) [朝鮮新報 2011.3.23] |