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〈リレーメッセージ×私たちのビジョン〉 大レースで同胞を沸かせよう


金載訓 兵庫県青商会会長 兵庫・姫路西 40歳

 昨年11月に県の会長に就任した。

 活動家だった祖父、4人の子どもを朝高、朝大に送り教員などに育ててくれた両親、山口での教員時代に指導してくれた先輩や同僚たちに恩返しする思いで重責を引き受けた。

 就任あいさつを控えた総会当日の朝、会社の従業員が読んでいた新聞に「12頭がいよいよゲートイン」と書かれているのを見てピンときた。

 詳しく聞いてみると、競馬にはまず馬がいて、馬を操る騎手、馬を育て鍛える調教師、馬の世話や管理をする厩務員、獣医などいろんな人がレースに携わっているという。青商会にたとえるなら、地域青商会は馬、会長は騎手、幹事長は調教師、支部委員長は馬主といったところか。

 前会長は、いくつかの休眠状態にあった地域青商会を立て直し、県下12地域すべてをスタートラインに立たせてくれた。まさにゲートインした状態。

 競馬が馬や騎手の力だけで成り立たないように、青商会も役員だけでは始まらない。競馬の最高峰・G1レースを演じるには、より多くの人を集めなければならない。

 東西に広く延びた兵庫県はなかなか一つにまとまりにくい。だが、同胞が多く、同胞社会の基本となる分会もあり、個々の潜在力は高い。やれることはたくさんある。

 私自身は、分会が活性化してこそ「全盛期」というものが開かれると考えている。分会は誰もが参加できる場であり、青商会や朝青の同胞もいずれはそこに入るからだ。

 青商会が分会を盛り上げるというのもおもしろい。たとえば県青商会が毎年開催しているソフトーボール大会にしても、世代の垣根を越えて分会単位でチームをつくり、地域予選、県大会を青商会が主催するということも考えられる。同胞同士が交流し、ともに学校や同胞社会に貢献する場を青商会が提供できればいい。

 12地域が1着を目指してひた走ることで大レースを演じ、同胞社会を沸かせたい。会長として、少しでも時間があれば地域に入って意見を聞き、困っている問題を解決し、やろうとすることを実現させてあげたい。

[朝鮮新報 2011.2.23]