青商会ネットワーク、1.5倍に 「EXキャンペーン」本格始動 |
在日本朝鮮青年商工会は今年に入り、「組織と事業の新たなモデル」を創ることによって青商会ネットワークを1・5倍の7500人に広げるための「EXキャンペーン」を展開している。その概要が1月22日、朝鮮会館で行われた青商会中央幹事会第14期第1回会議拡大会議で正式に公表された。 青商会は13期の間、30代同胞青年ネットワークを1・2倍の5千人に拡大し、青商会結成15周年行事と「ウリ民族フォーラム in 北海道」を成功させた。それにより、青商会が同胞社会のバトンを受け継ぎ主役となる「新しい時代」の始まりを広くアピールした。 14期は、@「民族教育文化事業」の質の向上、A「経済・生活サポート事業」の量と種類の拡大、B「事業体系・活動システム」の完備を目標に掲げている。これらの目標を達成しネットワークを1・5倍に広げるために展開しているのが「EXキャンペーン」だ。 Expand(拡大、拡充)、Excite(興奮する、意欲をかき立てる)、Exceed(超過する、他より勝る)の意味が込められた「EXキャンペーン」は、7月の総会までの6カ月間、地域青商会(もしくは地方青商会)対抗で展開され、最優秀KYC賞、MVM賞(最高活躍会員賞)など各種表彰も行われる。評価基準は▼会員数、イベント動員数、情報網数などの数値目標の達成率▼「民族教育文化事業」の質の向上と「経済・生活サポート事業」の拡大▼「常任幹事会・役員学習会」の定例化、「部署・委員会」設置と事業システムの完備の3点。 会議報告のなかで、姜尚賢会長は「EXキャンペーン」について、「青商会のすべての役員、会員らが在日朝鮮人運動の主役としての自覚を持ち、『繁栄する(被馬澗)』同胞社会を築くための使命感に目覚め、すべての組織を『新しい全盛期』に即した組織へと発展させ、青商会の事業をより活性化させるための運動だ」と強調。これにすべての組織が積極的に参加することで「青商会が14期の間に、在日朝鮮人運動の新しい全盛期を切り拓く突破口を開こう」と呼びかけた。 会議では、目標達成に向けた意見交換や討論が活発に行われた。 [朝鮮新報 2011.1.31] |