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楽しい再会

 中央団体、事業体に所属する朝青員たちが年に1回、春に運動会を催す。ふだん運動する機会がほとんどない朝青員も、この日ばかりは張り切って走り、食べ、語らい、笑う。職種の異なる同世代の男女がチームを組み力を合わせ、リレーや縄跳び、綱引きなど数種目で真剣勝負をした後、焼肉をほおばりながら交流を深めるのだ。

 昨春の運動会から数カ月の間に食事会を2回開いたというチームの話を聞いた。当時、好成績を収めたCNCというチームで、メンバーの男女が夏の同胞行事でたまたま会い、「せっかく組まれたチームで、ぜひまた集まろう」と合意し、チームの再会が実現した。

 ある参加者は「実は再会を待ち望んでいたが、なかなか言い出せなかった。行動力あるチームメイトのおかげでこのような楽しい場ができた」と満足げに語っていた。

 躊躇せず行動することで、みんながまとまっていく。集団の連帯感はこのようなきっかけで生まれ、新たなステージへと広がっていくと思う。その様子は、地域朝青班活性化へのワンシーンを見ているようだった。

 3回目の食事会がすでに予定されているというCNCチーム。記者が属していたビナロンチームもその場に合流してみたい。「CNCの良い雰囲気が壊れてしまう」という理由で、断られるかもしれないが…。

 CNCチームの再会に刺激された一人として、ビナロンチームの再会もぜひ果たしてみたい。(東)

[朝鮮新報 2011.1.24]