top_rogo.gif (16396 bytes)

各地で新成人を祝う

 「在日朝鮮青年の日」に際し、4日の大阪を皮切りに、各地で20歳を迎える同胞青年たちを祝 う集いが行われた。

東京

 「20歳を迎える東京朝鮮青年たちの祝賀会」が10日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた。125人の新成人たちと共に、総連中央の南昇祐副議長、総連東京都本部の黄明委員長、朝青中央の金チャドル委員長、父母らが参加した(写真)。

 華やかな色とりどりのチマ・チョゴリと新調したスーツを身にまとい、集いに参加した青年たちの顔には希望が満ちていた。青年たちは、同級生との久しぶりの再会の喜びを分かち合いながら、記念撮影を行ったり、有意義な時間を過ごした。

 集いでは、黄明委員長が祝辞を述べ、新成人を代表して李勇燦さん(朝鮮大学校理工学部2年)が決意表明をした。李さんは、父母や恩師をはじめ、多くの人たちに謝意を表し、同胞社会の主人公としてしっかりと役割を果たし、青年たちの情熱と気概で、同胞社会の未来を拓いていきたいと語った。

 また、出身校別のど自慢、東京朝鮮歌舞団の公演、大抽選会などが行われ、会場は終始若者たちの熱気にあふれていた。(裕)

神奈川

 「20歳を迎えた神奈川朝鮮青年たちを祝う会」が9日、ローズホテル横浜で行われ、青年と保護者、関係者ら140余人が参加した(写真)。

 新成人たちは、久しぶりに再会した同級生や初めて会う日校出身生らと互いの近況や将来の目標などを話し合いながら、大いに刺激を受け合った。

 神奈川では、毎年、行事の企画や準備を新成人自身が実行委員を立てて行っている。2部の祝賀宴会で披露された青年らの幼少時代と最近の様子をまとめたスライドショーも、この間、実行委員らが同級生らを一人ひとり訪ね、写真を撮ったり話を聞いたりして作り上げたもの。スクリーンに写真が映し出されると、会場からは大きな笑い声が沸き起こった。

 実行委員の一人である殷和洙さんは、準備過程を振り返り、「同級生らと力を合わせればどんな困難も乗り越えていけるという確信を持つことができた。今後は、自分たちが同胞社会を明るく照らす存在になれるよう地域の朝青活動などにいっそう励み、同級生、同胞青年らとの連携を強化していきたい」と話した。

 会ではまた、川崎を拠点に活躍していたプロサッカー選手の鄭大世選手から贈られてきた祝賀ビデオメッセージの紹介や、これまで支えてくれた父母にあてた感謝の手紙の朗読、また、青年ら全員による合唱などが行われ、始終温かい雰囲気に包まれていた。(周)

大阪

 「大阪朝鮮高級学校第55期卒業生たちの成人式」が4日、大阪市・中央区の大成閣で行われた(写真)。高級部時代の担任らも招待され、20歳を迎える大阪朝高卒業生144人が集った。新成人らは母校に寄付金を伝達した。

 総責任者を務めた李成主さんは、「今日が新たな出発。これからもみんなで集まろう」と呼びかけた。

 卒業後、初の同窓会となったこの日の式は、朝高時代の学生委員会役員、班長、副班長らが中心となり昨夏から準備してきた。式成功のために奔走した任孝心さん(朝鮮大学校)は、「民族教育をともに受けてきた私たちが、同胞社会の主役になるためにも、同窓生が集う今日のような場を2年おきに催していきたい」と語った。

 専門学校に通う韓禎洋さんは、成人になったのを機に、両親に恩返しがしたいと語りながら、「朝鮮学校に通う後輩たちのためにも今後しっかりと生きていきたいし、卒業後にトンム(友だち)と集まる場の重要性を再認識できた」と述べた。

 一方この日、「全国大会」に出場しベスト4となった大阪朝高ラグビー部の応援歌を作り、売上金を朝高に寄付するという同窓生も紹介され拍手を浴びていた。(浩)

兵庫

 「兵庫同胞青年祝賀会2011」が9日、兵庫県神戸市の神仙閣で行われ、新成人120余人を含む230余人が参加した(写真)。新成人たちには朝青兵庫県本部より記念品が贈られた。

 新成人代表は、「未来の同胞社会を担っていく主人公として、地域朝青活動など愛族愛国活動の先頭に立っていきたい」と述べた。

 日本の大学に通う姜瑛希さんは、「朝鮮学校に通っていた頃の同窓生とのつながりを大切にしてきて、このような同胞成人式に参加できた。これから朝青支部や留学同の活動にも積極的に参加し、朝鮮人として堂々と明るく生きることで、同胞社会で役割を果たしたい」と話した。

 朝鮮女性として育ててくれた父母と親類への感謝の気持ちでいっぱいだという朴世蓮さんは、きれいなチマ・チョゴリを祖母からプレゼントしてもらったと笑顔。「父母のような大人になりたい。そして父母のように、同胞社会の中で生きていきたい」と決意を語った。

 一方、朝鮮大学校に通う金成學さんは、兵庫県出身の朝大同窓生と成人式の話をたくさんしたという。その場は、卒業後の進路や今後の人生について議論し合う絶好の機会となった。「兵庫の朝青支部で活躍する先輩たちに憧れを抱いている。先輩たちのように、私も地元兵庫で活躍できるよう、朝大で懸命に学んでいきたい」と述べた。(東)

[朝鮮新報 2011.1.14]