後日談−「朝鮮学校の底力の証」 |
先日、12日付の本紙を受け取った、鳥取青商会の任国主幹事長から電話がかかってきた。 「いやぁー、大きく出ましたね。驚きましたよ…」と声が弾んでいた。そして、「対外事業で活用したいので、この新報をあと50部追加注文できませんか?」と頼まれた。 翌朝には、神戸朝高の朴一南先生から、「100部注文できないか?」との問い合わせがあった。 12日付の本紙は、1・8面をカラーの写真と見出し入りで大阪朝高ラグビー部の全国選抜大会準優勝の記事が華々しく飾り、6・7面には「在日朝鮮学生美術展・鳥取展」の座談会記事が大きく掲載された。任さんは同展示会の関係者で大阪朝高ラグビー部出身ということもあり、喜びは人一倍大きかったようだ。 電話の翌日、鳥取の同胞たちが集まり行われた花見の席では、新報の記事が紹介され、みなとても喜んだという。同胞たちが喜び、総連の活動家たちがより多くの人々に積極的に配りたくなるような元気の出る新聞。12日付の新聞はまさにそういうものだったのだろう。これからも人々に喜ばれる紙面づくりに励みたい。 後日、鳥取大の仲野誠准教授(社会学)からは、「これで美術展の力もまたいっそう伝わるでしょう。大阪朝高のラグビー部がコンスタントに全国上位に進出するのは、確固たる底力の証ですね。すごいです。アートの底力も、在日コミュニティの内外問わず、もっともっと伝わるべきだと思います」とのメールが届いた。(潤) [朝鮮新報 2010.4.23] |