〈第16回アジア競技大会〉 朝鮮 2競技で5個の金 |
中国・広州で12日に開幕した第16回アジア競技大会の19競技に出場している朝鮮選手団が21日現在、金メダル5個、銀メダル8個、銅メダル12個を獲得した。メダルの総数は、中国、南朝鮮、日本、イラン、香港、タイ、中国・台北、インドに次いで9位。 朝鮮選手らが金メダルを獲得したのは射撃とウエイトリフティング競技で、オリンピックをはじめとする国際大会でほとんど実績のない新人選手たちが活躍している。 射撃では男子団体のクレー10メートルランニングターゲットミックス(17日)で金メダルを獲得した。 また、パク・ミョンウォン選手が同種目の男子個人(17日)で384点を記録し、金メダルを獲得した。 チョ・ヨンスク選手も女子個人ライフル25メートルスタンダードピストル(16日)で785.6点を記録し、金メダルを獲得。チョ選手は北京オリンピック大会(08年)のとき、同種目6位だった。 南朝鮮の聨合ニュースが伝えたところによると、パク・ミョンウォン選手は試合後、「チームの全選手が朝鮮が射撃団体で世界ナンバーワンになることを目標にたたかってきた」と優勝の喜びを語った。 15日に行われた男子ウエイトリフティング69キロ級ではキム・グムソク選手が、スナッチ143キロ、クリーン&ジャーク181キロのトータル324キロを挙げ、優勝した。 また、16日に行われた77キロ級では、パン・グムチョル選手がトータル348キロ(スナッチ156キロ、クリーン&ジャーク192キロ)を挙げ、2位のカザフスタンの選手にトータルで23キロの差をつけ、金メダルを獲得した。 一方、サッカーでは男子代表がベスト8(19日にUAEと対戦、0−0からPK戦のすえに敗退)、女子代表が決勝(22日)に進出した。 また、2人の在日同胞選手(朝鮮大学校職員の姜知衣さん、朝大政治経済学部の康成志さん)が出場する空手競技は24〜26日に行われる。 45の国と地域から参加した9700余人の選手が42競技で競い合う今大会は27日に閉幕する。 [朝鮮新報 2010.11.22] |