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愛知でスポーツフェスタ 次代を担う主役たち

青年3団体が共催

地域の名誉をかけ熱戦が繰り広げられたフットサル

 愛知の朝青、青商会、留学同が共催する同胞青年スポーツフェスティバルが7日、愛知朝鮮中高級学校で行われ、同胞青年、学生と家族ら約120人が参加した。

 この日、運動場ではフットサル、体育館ではバレーボールが行われた。

 フットサル大会には地域青商会6チーム、朝青支部5チーム、留学同1チームの計12チームが参加。3チームずつ4グループに分かれてのリーグ戦と順位別の決勝トーナメントが行われた。

 延長戦までもつれ込んだ決勝では、個人技で上回った名中青商会が南青商会に逆転勝ちし優勝した。3位は朝青瀬戸支部、4位は留学同だった。

 その後、表彰式と焼肉交流会が開かれた。朝青、青商会、留学同世代の同胞青年、学生たちが一堂に会し、七輪を囲んで楽しいひと時を過ごした。

七輪を囲んで焼肉を楽しむ参加者たち

 3団体が共催するイベントとあって、参加者の間には期待と戸惑いが入り混じっていた。だが実際に集まってみると、年は違っても出身校や居住地域が同じだけに打ち解けるのは早く、終始笑い声が絶えなかった。

 「先輩や後輩ともつながりを深められる良い機会だ」「次回はより多くの人々を集めたい」

 参加者たちは口をそろえた。

 実行委員会は、イベントを恒例化し、地域同胞社会の次代を担う3団体の連携と青年らのつながりの強化につなげていきたいとしている。

 実行委員長を務めた県青商会の金栄官会長(40)は、「同胞社会は、同じ境遇にいる同胞たちが集まる貴重な場。みんなが仲良く心を許せる温かい場を提供していきたい。青商会もそうした有意義な場に力を注いでいく」と述べた。(泰)

[朝鮮新報 2010.11.15]