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大阪朝高ラグビー部、府大会決勝へ、準決勝で102得点

16トライを上げた大阪朝高(白)

 「第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会」出場を目指す大阪朝鮮高級学校ラグビー部(Aシード)が14日に行われた大阪府予選(第1地区)準決勝で、生野高校に102−5で圧勝した。

 大阪朝高は2年連続5回目となる「全国大会」出場の切符をかけて、常翔学園高校と決勝を戦う(近鉄花園ラグビー場、21日午前11時キックオフ)。

 近鉄花園ラグビー場の第2グラウンドで行われた準決勝で大阪朝高は、怒濤のトライラッシュを演じた。前後半それぞれ8トライずつ、計16ものトライを積み重ねた。準々決勝(7日、トーナメント1回戦)でも茨木高校を98−0で退けており、圧倒的な強さで決勝に駒を進めた。

 試合後、ゲームキャプテンを務めた金勇輝選手(3年)は、慢心することなく決勝戦に臨みたいと話しながら、「朝高の代表として、決勝でも必ず勝つ気持ちでいる。同胞たちの期待に応えられるようにがんばりたい」と決意を語った。

準決勝で大阪朝高は圧倒的な強さを見せた

 呉英吉監督は「大阪府大会を勝たなければ全国はない。決勝も勝つ自信はある。今まで積み上げてきたものを出し切れば結果は必ずついてくる。まずは選手たちに(決勝を戦う)気持ちの準備をしっかりとさせたい」と話した。

 大阪朝高は第89回全国大会でベスト4(3位)の成績を収めている。今年のチームは昨年の主力を務めた多くのメンバーが残っており、その実力は折り紙つき。4月に行われたラグビーの「第11回全国高等学校選抜大会」では準優勝。また9月末から開催された第65回「国民」体育大会のラグビー・少年の部に、同校11選手が大阪府代表として出場し準優勝している。

[朝鮮新報 2010.11.15]