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サッカーU−16 アジア制覇、U−17W杯出場権も獲得

 10月23日〜11月7日にウズベキスタンでAFC(アジアサッカー連盟)U−16(16歳以下)選手権が行われた。朝鮮は開催国ウズベキスタンとの決勝戦を2−0で快勝し、初優勝した。大会には朝鮮のほか、ウズベキスタン、ヨルダン、インドネシア、タジキスタン、シリア、イラン、オマーン、オーストラリア、日本、ベトナム、東ティモール、イラク、UAE、クウェート、中国が出場した。

 グループリーグBに属した朝鮮は、シリア(10月24日)に1−1、イラン(同26日)に2−0、オマーン(同28日)に2−1とし、2勝1分勝ち点7でグループ1位となり、決勝トーナメントに進出した。

 1日に行われたヨルダンとの準々決勝を4−0、続く日本との準決勝(4日)を2−1とし、決勝戦(7日)ではウズベキスタンを2−0で下した。

 AFCの公式ホームページによると、朝鮮代表は決勝の後半19分にチョ・クァン選手からの鋭いクロスを途中出場のリ・クァンイル選手がゴールエリアでシンプルに蹴りこみ先制した。さらに、後半40分にもリ・チソン選手からのパスを左サイドで受けたチャン・オクチョル選手があげたクロスをチョ・クァン選手が合わせ、試合を決めた。

 ウズベキスタンの監督は試合後、朝鮮のフィジカル面の高さを称え、「非常にハードな試合だった」と決勝戦を振り返った。一方、朝鮮のリ・ソンホ監督は、「われわれの次の目標はFIFA(国際サッカー連盟)U−17W杯だ。朝鮮サッカーの発展に努めたい」と語った(2年に一度行われる同大会の準決勝進出チームに、翌年のFIFA・U−17W杯への出場権が与えられる)。

 朝鮮代表は先日中国で行われたAFC・U−19選手権でも優勝している。

 AFCの会長は、「朝鮮はユースチームのディベロップメント(開発、発展)に真剣に取り組んでいることが再度、証明された。彼らはユース大会のタイトル覇者の常連となっている」などと朝鮮サッカー協会のユースサッカー発展への努力を称えた。(東)

[朝鮮新報 2010.11.10]